『トイ・ストーリー3』 群馬映画研究会 新作映画批評 ネタバレあり
トイ・ストーリー・サーガ最終章となる『トイ・ストーリー3』を一律1000円となる“映画の日”に観てきた。今では珍しくなっくなった長編CGアニメのパイオニアである『トイ・ストーリー1』から脈々と受け継がれてきたピクサーブランドのひとつの到達点。
観客も作品とともに年齢を重ねてきたことを踏まえながら、過去作1と2でやり残したことの決着を一分の隙のない脚本と見ごたえのあるアニメーションで見せてくる職人技に脱帽。最後のエンドロールに至るまですべてが見所、まさに横綱相撲。95年に制作されたパート1ではまだ稚拙だった表現(とくに人間側)は他の追随が及ばない完成度で、ラストの別れの場面(ウッディとアンディ)で感動は頂点に。号泣メーン。本当に号泣メーーーーンン!!!
あらすじ
第1作目から10年後。おもちゃ達の持ち主であるアンディは17歳になっていて、おもちゃと遊ぶことからは卒業している。そして、もうすぐ大学に進学しようとしている。アンディは引っ越しに際して、長年のお気に入りだったカウボーイ人形のウッディだけを持っていき、アクション人形のバズをはじめとする他のおもちゃたちを屋根裏にしまうことを決めた。
ところが、屋根裏行きのおもちゃ達が手違いでゴミに出されるという事件が起こる。危ういところで難を逃れたおもちゃたちは、アンディに捨てられたと思い込み、地元の託児施設へ寄付されるおもちゃたちの段ボールに自ら入り込んだ。託児所「サニーサイド」のおもちゃたちに歓待を受けたバズたちは留まることを決意し、仲間を説得するために同行したウッディは諦めて去ってゆく。
だが、新入りのバズたちに割り当てられたのは、おもちゃを乱暴に扱う年少の子供たちが集う部屋だった。「サニーサイド」が強い人間不信を抱えるぬいぐるみのロッツォによっておもちゃの牢獄と化していることを知ったウッディは、仲間を救うために帰ってきた…
子供の時に遊んだおもちゃが捨てられなくなるので、大人は注意。
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