電脳シネマ塾 第3回 『ビッグ・フィッシュ』
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: DVD
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あらすじ(DVDパッケージより)
エドワードは彼が語るお伽噺で有名になった人物。未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。彼が語る『人生のストーリー』に誰もが楽しく、幸せな気分になった。しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いだった。長い間すれ違う父と子。そんなある日患っていたエドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられる・・・・。
博識で映画通として知られる浅草キッドの水道橋博士が子供と見る映画としておすすめしていたファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』。親子のすれ違いと和解を縦軸に、長い年月かけて息子に語った物語が夢物語(ホラ話)ではなく、実際の父親の人生であり、真実(地味な話を面白おかしく語っていただけ)だとわかっていくラストが秀逸。最後の病院のシーンが一番グッと来た。自分も振り返って、思春期から今の年齢になるまで、常に威圧的な父親に対しては目障りな存在で心を閉ざし気味だった。そういうこともあり、息子が語る物語に感情移入してウルウルきてしまった。自分が親の立場になったときにもう一度子供と見てみたい映画。生前に父親が交流を育んできた人々(お伽噺に出てきた人々)が葬儀に集まるシーンで思ったのは、他者という存在は会社でもプライベートでも面倒でエネルギーを使うものだが、全力で築いてきた友情は色褪せることなく永遠で素敵なものだなと感動した。僕個人で考えて他者への接っし方を猛反省。
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ビッグ・フィッシュ公式サイト
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