電脳シネマ塾 第6回 『交渉人』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: DVD
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あらすじ(市販用DVDより)
シカゴ警察No.1の人質交渉人ローマンは、ある日、何者かの罠にはめられ殺人と横領の罪に問われる。破滅を予感した彼は、警察ビルに人質をとり立てこもる。そして、もう1人のトップ交渉人クリス・セイビアンを交渉人に指名。セイビアンとローマンの極限の駆け引きが始まる。
サミュエル・L・ジャクソン×ケビン・スペイシーの息詰まる演技が続くクライム・サスペンス映画。タイトルに魅力を感じなかったので観る機会を先延ばしにしてきたが、観たら正直面白かったです。IQ180の手に汗握る心理戦は序盤から終盤までだれることがない。しかし、いくら警察内部の内輪揉めとはいえ、人質をとっている犯人を狙撃しないのはどうなのか?!っていう物語の御都合主義的な構成の甘さはあるのですが、それを差し引いても稀に見る緊張感を強いる映画になっている。
この手の映画は、本当に真犯人が最後の数分前までわからないので『犯人探し』を前提に観ると面白さが増す。ローランVSセイビアンのプライドを賭けた交渉術は、営業トークに活かしたいなと思った。最後の最後にFBIに指揮権を奪われた中で、ローランとタッグを組み、真犯人相手に大芝居を仕掛けるセイビアンがカッコイイ。
ラストの真犯人は『えっ、お前が?!』でしたが、警察内部の不正を暴くために、傷つきながら孤軍奮闘するローマンの信念に拍手を送りたい。おすすめ。
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