真っ暗闇のイベント『ダイアローグ・イン・ザ・ダーク』参加レポート

23日の19時スタートの『ダイアローグ・イン・ザ・ダーク』に瑠沙と参加。このイベントは幾つかのスペースで区切られた真っ暗にされた部屋をアテンド(リーダー)の声を頼りに杖を使いながら進んでいく。日本だけで2万人がすでに体験。手でモノや地面を触り、目以外の鼻、口、耳を駆使してこのダンジョンの中を探検。このイベントをやっている場所は外苑前駅から歩くこと10分。『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』の看板があるビルの地下一階。この日は僕と瑠沙のほかに写真家のカズさん一家(カズさん、マリさん、サラサちゃん)と一緒にパーティーを組みました。


最初は暗闇になれるため薄明るい部屋で説明を聞く。徐々に部屋を暗くしていくのですが、まず第一声『み、見えない・・・』。自分の手も足もどこだかわからないような真っ暗闇の中に放り投げられた感じ。これに近いのは学生時代に体験したスキューバダイビング。深海の海の底に重りをつけて沈められたあの感覚ににそっくり。そのままカーテンに遮られた異空間へ突入。まず木で囲まれたらしい道を進んでいくと広い部屋に辿りつく。そこでは手で水を感じ、その場にあったボールの感触や落ち葉を踏みしめ、暗闇の中でブランコを体験。2番目の部屋ではハンドベルを渡されジングルベルをみんなで演奏。はじめは“カエルの唄”が案にあがったが、瑠沙はそんな唄知るはずもなく却下。結局、ジングルベルを演奏した。僕は“ミ”の音を担当したが、一番“ミ”の音が多くて参った。

その後、サンタの部屋というスペースに到着。先に体験した方々と暗闇の中でご対面。この対面はのちにベンチに腰掛け向かい合っていたことをアテンドから聴かされる。まさかそんなことは露知らず、僕らは声を掛け合っていたわけですが耳の錯覚とは恐ろしい。サンタの部屋では畳のにおいを嗅ぎ、宝探しをして明日挑戦する人たちに暗闇の中でメッセージを書く。カズさん一家とも打ち解けてきたので、わいわいいいながら作業を楽しむ。


最後は、暗闇バーで仕込んできたチップを使い注文をして打ち上げ。バーの中にも身体障害をもった方が働いており盛り上げてくれる。ちなみにアテンドも視覚に障害をもたれた方で、そのナビゲーションの高さに驚く。その場で僕はジンジャーエール(辛口)@200円を頼み、瑠沙はホットコーヒー@200円を頼んだ。瑠沙はずっと暗闇の中で心細くて僕の袖を掴んでいてかわいい。台湾人なのでいろいろ質問され、瑠沙の珍回答のおかげで場も和む。そこを出て、カズさん一家とアンケート用紙を記入し握手して別れた。リピーターになるにはイベント参加費が高価なのと大人の面白みが少ないのが欠点だが、人生で一回は挑戦してみるのは悪くないと思う。

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