電脳シネマ塾 第1回 『ユージュアル・サスペクツ』

世の中には日々たくさんの映画が上映されており、中にはヒットして数々の賞を受賞した作品だけに、今さら観ていないことを他人に言えず、できればこのまま触れずにおきたい作品があるのも事実。そんな作品をあえて今、DVDを実際に購入し、徹底的に批評していく『電脳シネマ塾』をスタート。第1回目の作品に選んだのは、ブライアン・シンガー監督の傑作クライムサスペンス『ユージュアル・サスペクツ』。

ユージュアル・サスペクツ [DVD]

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ユージュアル・サスペクツ(1995) - goo 映画
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あらすじ(ウィキペディアより引用)

カリフォルニア州のある港で大規模な殺人事件が起こる。捜査官クイヤンは、事件で唯一生き残った男、ヴァーバルを呼び出す。ヴァーバルはその殺人事件が起こるまでの過程、起こった様子を詳細に語る。そして、ヴァーバルは事件の元凶であり実行者である、顔も声も知らずただ伝説的な噂のみが独り歩きする謎のギャング「カイザーソゼ」の名前を口にする。はたして、「カイザーソゼ」とは何者なのか? 事件の全容とは一体なんなのか? そして、なぜヴァーバルだけ生き残れたのか?

見過ごしていた映画に選ばれた『ユージュアル・サスペクツ』は、犯罪を題材にしたサスペンス映画。最後まで誰が真犯人かわからないので見ているほうは最後まで気が抜けない。一方で真犯人が鮮やかに浮かび上がるラストはとても爽快で、観賞後の満足感あり。とても面白かった。出てくる役者がみんな悪そうな人相で前科者という役回りなので、僕も途中まで警察側に実は真犯人がいるのでは?と間違った推理をしていた。尋問を通じて、謎が生まれては消え、核心へと迫っていく展開が素晴らしい。『カイザー・ソゼ』を巧みに用いた法螺話だったという驚愕のラストにしびれた。

【関連リンク】
ユージュアル・サスペクツ あの映画のココがわからない まとめサイト

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