電脳シネマ塾 第7回 『TRANSFORMERS(トランスフォーマー)』

Transformers 2007

あらすじ(ウィキペディア)

2003年、火星に送り出した探査機ビーグル2号の謎の事故。公には着陸失敗とされていたその事故の原因は、ビーグル2号が記録していた最後の映像に映っていた存在によるものだった。そして現代、中東カタールアメリカ空軍基地に数ヶ月前に撃墜されたはずの軍用ヘリMH-53が飛来。そのヘリは突如ロボットに変形し基地を攻撃し壊滅させ、さらにアメリカの国家機密データにハッキングを試みようとする事件が起きる。

その数日後、アメリカのロサンゼルスに住む16歳の少年サムが購入した中古車が真夜中に勝手に動き出し、それを追ったサムは自分の車が生きており、ロボットに変形するところを目撃する。驚愕し逃げようとするサム。しかし今度はロボットに変形するパトカーに襲われてしまい、未知なる存在である自分の車に助けられることとなる。

何とか逃げ遂せた後、地球に次々と隕石に擬態した金属生命体が飛来。各々近くにあった車を解析し変形した彼らはサムの前に現れる。

彼らは「機械惑星サイバトロン」出身の変形能力を持った金属生命体であること、先ほどの「パトカー」のように地球に潜伏している「ディセプティコン」と呼ばれる悪の金属生命体達の一派から地球と宇宙を守るために現れた「オートボット」と呼ばれる一派であること、「ディセプティコン」が狙う地球を滅ぼしかねない力を持つ「オールスパーク」と呼ばれる物の在り処の鍵をサムが持っていることを告げ助けを求めてきた。

人類を巻き込んだ地球と宇宙の未来を賭けたオートボットディセプティコンの戦いが始まる事となる。

スターシップ・トゥルーパーズ』の系譜に連なるこの手の作品の中では、丁寧なCG描写で圧巻のロボット戦闘シーンを描写。初見の人は大画面での観賞をおすすめ。しかし、マイケル・ベイ監督の作品にはすべて言えることだが、スケールが大きくなればなるほど、脚本の詰めの甘さが目立つ。本編が143分もあり退屈で無意味な展開が続く。日本アニメのお家芸のようなカッコよさに欠け、複雑でめちゃくちゃな変形をしたかと思うと人間の言葉を流暢に話し、無理やり感ありすぎ。物語上盛り上がるのは戦闘シーンのみで、途中の演技はワーワー騒いでいるだけ。時間の無駄ともいえるので、ロボットに興味がある人だけ観てください。久しぶりにハズレくじ引いた。

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トランスフォーマー - goo 映画
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